池島探訪その2。島内散策廃墟探訪編です。
前回も書きましたが往年は7000人以上いた島ですが現在はほとんどの建物が使われていません。炭鉱施設も含めほとんどが廃墟になっており廃墟マニアにはたまらないでしょう。ただ一部は使われており生活の匂いもします。島内にはバスもあります(1回100円)。
「長崎さるく」のガイドさんの説明も楽しいので皆様もぜひおでかけください。詳しくはこちら。
以下、写真に沿って書いていきます。
これは何かというと、水道管でした。地下に水道管を通すと時間がかかるので、電線のように空中を這わせているのです。
元ボーリング場(レーンは4つ)、奥はスナックや雀荘。少し写っている赤い帽子の方がガイドさんです。この方も島民で、元炭鉱職員です。
島内の社宅は一部を除き今は使われていません。その使われていない一部屋に昔の様子を再現して展示しています。昭和な感じです。
個人的に一番気になったのはこのオープンリール。
島で唯一の現役商店。「かあちゃんの店」の内部です。
かあちゃんの店の軒先には猫がいっぱいです。
慰霊碑。池島炭鉱では大きな事故はなかったと言われていましたが、小さい事故はやはりいろいろあったようです。この慰霊碑の奥に展望台があります。
展望台からの眺め。奥の島は蟇島。鉄塔は第2立坑、炭鉱の入口です。
第2立坑にある風呂場の跡。たまにバスクリンが投入されたらしい。なお第2立坑には、ガイドツアーでないと入れません。
第2立坑とその前にある女神像(安全祈願)。ポーズは「シエー!」にも似ている。像の作者は長崎の平和の像を作った方のお弟子さんだそうです。
今は廃墟となっている社宅。8階建てであるが、エレベーターはない。中央の五階が入口(反対サイドが坂の上になっていてそこからは入れる)なので、八階まで登らないといけないわけではないそうです。
小中学校の跡。グラウンドが大きい。ここで祭も行われたそうです。
池島からの帰路は高速艇でした。快適でした。
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