前回に続き、今回はモンソピア文化村のKadazan族民族文化展示について紹介します。
まず驚くのが食物文化の展示。古い農機具や粉挽き機(回してみることができます)は香川県の四国村の展示を思い出させるようなもので、日本人から見て特に違和感はありません。しかし食べ物の例として展示されている昆虫(Sago Worm または Butod)にはちょっと引いてしまいます。この虫はボルネオ島で食用にされるものとして割と有名なようで、検索すると動画も多く出てきます。調理している動画や食べている動画もありました。たんぱく質が豊富だそうです。
穀類の粉砕に使った器具を見せてくれるガイドさん
Sago Worm (動画をスマートフォンで見る人は横にしてくださいね)
続いて屋外アクティビティの展示。吹き矢の体験はなかなか楽しい。他には火起こしの実演、昭和世代には懐かしいパチンコ(石つぶてを投擲する器具)の体験など。パチンコはゴムが強くてうまくできませんでした。
吹き矢の実演と体験

パチンコ
次に訪れたのは呪術の部屋。なかなか不気味です。

呪術の部屋。ここにも人や動物の骸骨が。
最後にはステージで民族舞踊を見せてもらえました。Monsopiad の伝説に深くかかわる鳥がモチーフになっています。
民族舞踊の一例
ダンスを一通り見た後は観客も加わって踊ることができます(というか踊らされます)。そして全員で記念写真。

みんなでポーズ(2019年3月8日撮影)
モンソピア文化村は全部ガイド付きで見て90分前後です。ぜひ訪れてみてください。
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