コタキナバル(22: モンソピア文化村 Monsopiad Heritage Village [Part 1])

2019年9月8日に一人で訪問。良かったので2020年3月6日に家族と訪問しました。ここに二度訪れた日本人は少ないんじゃないでしょうか。

コタキナバル中心部からは Grab Taxi で行きました。片道RM16~20程度でした。ガイド付きの入場料はRM75ですが、カードが使えないので注意してください。また田舎にあるため、復路はすぐに Grab がつかまらない可能性があります。焦らず気長に呼んでみましょう。

さてこの施設は Kadazan 族のヒーロー Monsopiad を記念し、彼が実際に生活した場に作られています。運営は Kadazan 族の子孫によって行われており、Monsopiad 関連の展示だけでなく、Kadazan族の文化がわかるようになっています。訪れる人は多くないので、ガイドさん(英語)はほぼマンツーマンでついてくれると思います。ガイドはみな若いのですが、聞いてみたら観光などを学んでいる大学生がインターンで働いているのだとか。

Monsopiad の伝説については日本語の資料が少ないので、Wikipedia (英語版) から要約しておきます。

Monsopiad が生まれるとき、Bugang という神聖な鳥が家の屋根に巣を作って雛をかえした。父は Monsopiad が Bugang から力を授かるに違いないと考え、Monsopiad と同様に鳥の雛も大切にして巣立ちまで育てた。Monsopiad はそのおかげで人並はずれて強く育ち、村を度々襲っていた強盗団を退治し、村を平和にしたヒーローになった。退治するときには強盗の首を狩り、戦勝記念品として屋根につるした。強盗はいなくなったが、Monsopiad は殺人の衝動が抑えられなくなり、他の男たちを挑発して決闘し、首狩りを続けた。村人たちは、やむを得ず Monsopiad を殺すことにし、計画を練って彼の睡眠中に襲撃した。Monsopiad は反撃しようとしたが、そのときには Bugang から与えられた彼の不思議なパワーはなくなってしまい、殺されることになった。村人たちはそれでも彼をヒーローとして愛し、記念碑を立てた。Monsopiad の集めた頭蓋骨は42個になる。

この記事では、Monsopiad 関連の展示が行われている "House of Skulls" (骸骨の家)を中心に紹介します。Kadazan 文化については次の記事で。

施設の入口 (2020年3月6日撮影)。

House of Skulls はこの門の向かい側にありますが、まずは門の中に入って受付をすませましょう。House of Skulls には鍵がかかっていますので、ガイドさんに開けてもらい、説明を受けましょう。

以下の写真は House of Skulls の中で撮影しました。

Monsopiad の胸像。(2019年9月8日撮影)

つるされている頭蓋骨の一部(本物です)。(2019年9月8日撮影)

Monsopiad の使っていた刀(上部写真)。下部に並んでいるのは同時代の武器か。(2019年9月8日撮影)

これはオランウータンの頭蓋骨(2020年3月6日撮影)。祭礼用でしょうか。

ところで、Bugang はどんな鳥かと思って検索してみたところ、フクロウの仲間のように見えます。YouTube に同じボルネオ島のブルネイの(?)動物園で撮影されたと思われる動画がありました。(Sidi Malik さん投稿。スマートフォンの人は横にして見てください。)




続く。

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